Fromagerie Alpage
チーズ専門店
アルパージュ

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◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆◆2004.04.19◆

  チーズ専門店 アルパージュからのお知らせです。

  

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 のどかなフランスの田舎、フランスの中央南部・オーヴェルニュ地方
 と言えば『ヴォルヴィック』『ルピュイのレンズ豆』『ジャンボン』
 そして、『チーズ』!

 なだらかな山々が連なり広大な緑豊かな草原のおかげで魅力ある
 『美味しいチーズ』がたくさん作られています。

 ちなみにパリのカフェのオーナーはオーヴェルニュ出身者が多い
 と言われております。詳しくは文末でどうぞ。

 その他、春のアルプスからの新着チーズも盛りだくさん!

 今回の入荷は、商品によっては限定量のものもあります。
 興味のある方はお早めにどうぞ。
 
 メールにて、ご予約ができます。
 
 ギフトの地方発送も承ります。


今回のご案内メニュー

1.のどかな田舎 オーヴェルニュのチーズ
2. 春のアルプスからの新着チーズ
3.チーズ図鑑 英語版入荷中
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 表示の価格は全て消費税込みとなります。


■ のどかな田舎 オーヴェルニュのチーズ
 
・ガプロン (アーティザナル) \788/100g
 地元産のニンニクと黒こしょうが効いたドーム型チーズです。
 「ガプロン」という名前は、バターミルクを意味する「ガプ」
 というオーベルニュ地方の方言から由来しています。

 昔、ミルクを無駄なく大切に使うため、クリームからバターを作り、
 その時にできるバターミルクに新たにミルクを加えて作ったのが始まりです。
 
 今回入荷のガプロンは、手作り職人製で目印の黄色の紐がかかっておりません。
 また、味わいも今まで我々が口にしていたガプロンとは異なり、
 かなりフレッシュな状態での入荷ですので新鮮なミルクの味わいが
 お口いっぱいに広がります。 

・フルムダンベール (Morin) \630/100g
 背高のっぽの円筒形。フルムfourmeはラテン語のフォルマ=型が
 なまったものでFromageフロマージュの語源となったといわれています。
 アンベール(ambert)は原産地の町の名。
 口当たりがしっとり。塩味もまるく、ミルクの甘味と青カビの
 軽いほろ苦さが心地よいチーズです。赤ワイン全般に合います。

 ホームページでもご案内しております。
 


■ 春のアルプスからの新着チーズです。 山のチーズファンの方々、オススメで
す。

・タランテー・農家製 (200g) \2520(1/2可)
 サヴォワ北東部、すぐそこはイタリア国境、山深いタランテー谷から
 春一番のシェーヴルが到着しました。
 ほくっとした組織と、酸味とミルクの甘味が心地よく
 山のシェーヴルの力強いコクが広がります。

・トム ド サヴォワ 低脂肪M.G.30%(農家製)\693/100g
 『トム』とは、一部の意味。ボーフォールのような大型チーズに対して
 それぞれの農家が作る小型のチーズを指すと言われます。
ミルクのクリームを取り、バターを作り、その後の脱脂乳でトムを
 作ります。

粘りのある身のチーズです。初めの印象は軽い酸味があり、
 地味な印象ですが、口の中でじんわりと旨みが広がり
 ゆっくりと噛み締めるほどにこのチーズの良さがわかります。低脂肪M.G.30%

・アボンダンス(農家製) 12ヶ月熟成  \714/100g
 アルプスの山々と湖が織り成す美しいレマン湖の南部で作られた山のチーズです。
 くるみを思わせる風味と甘い香りがします。
 コクのある白ワイン、赤ワインにも合う山のチーズです。


● 只今、アルパージュではオーヴェルニュ、サヴォワ、ジュラの
  厳選直輸入便が到着しております。ミルクの質はチーズの美味しさの基本です。
  順次ご紹介させて頂きます。お楽しみに。

■ 新着食材

・オレンジピール シュガー 35g \735
 ほろ苦いオレンジピールを最高級のお砂糖で包んだ
 ジェノヴァの老舗『ピエトロ ロマネンゴ』製。
 ほんの少しでも満足できる美味しさです。
 ティータイムやブランデーのお供に。(約12本)


■ パリのカフェとオーヴェルニュ人

パリにコーヒーが入ったのが17世紀後半といわれております。
すでにカフェ文化が根づいて300年以上も経っているのです。
パリのカフェの経営者の8割がオーヴェルニュ出身と言われています。

その訳は、働き者でたくましいオーヴルニュの人々は出稼ぎにパリに出て行き
水運びの仕事をして生計を立てていました。その後、上水道の整備によって職を失う
と、
次に彼らは炭売りの仕事に移行し、地元のワインをもそこで売るようになります。
炭売りと居酒屋を兼業し、そのメニューにコーヒーが加わってカフェが生まれまし
た。
コーヒーはそれまでは、上流階級の人々の嗜好品だったのですが、この頃から
コーヒーも一般大衆化していったようです。

実直なオーヴェルニュの人々。しかも進取の気質があり、何事もやり遂げる意思の強

人々が多いようです。チーズも地味で素朴な風貌のものが多く、しかし、
食べてみると、個性豊かでがあり、旨みがじわっと残り、もう一度食べたい!と
私たちを魅了するチーズが多いのです。


■ チーズ図鑑 英語版入荷しました

 日本ではお馴染みの『チーズ図鑑』の英語版が入荷しました。
 
 Tomoko Yamada『French Cheeses』
 :The Visual Guide to More Than 350 Cheeses from Every Region of France
 \3150(税込み)

 内容はフランスのチーズのみとなります。

 フランス語版も近日入荷予定。